ウェルネスプランかこがわ(第2次健康増進計画・第2次食育推進計画)
151/224

133 【3】地域における食育の推進 生涯にわたって生き生きと暮らしていくためには、家庭における食育を推進するとともに、認定こども園・保育所・学校園*、生産者、関係団体等が連携しながら、地域における食生活改善に向けた取り組みを展開することが重要です。 特に、健康寿命*の延伸につながる食育を推進するために、生活習慣病*の予防や重症化予防の食生活について、地域を拠点とした普及啓発や調理体験等を行うことが必要です。 また、ライフスタイルやニーズの多様化により手作りの家庭料理が減少し、外食や中食*の利用機会が増加する中、和食という日本の食文化や家庭で受け継がれてきた料理を次世代へ継承する機会が少なくなっています。食材や食品を選ぶ際に、食を選択する力を身につけるとともに、食文化や行事食*、箸の使い方等の作法等を地域の中で次世代へ伝えていく取り組みが必要です。 さらに、近年、多発する大規模災害等に備えて、いざという時の食の備えをしておくことや、日頃から防災意識を高めるために、地域の中で災害に備えた取り組みを推進することが必要です。 <現状と課題> (1)外食の利用状況 夕食時に外食を「月1~2回程度利用する」の割合が最も高く、小学生で45.2%、中学生で52.2%、高校生で51.2%となっています。 【夕食時の外食の利用状況(小学生・中学生・高校生)】 3.71.04.614.515.718.751.252.245.229.027.929.21.63.22.30%20%40%60%80%100%高校生【N=379】中学生【N=312】小学生【N=305】週3回以上週1~2回程度月1~2回程度ほとんど利用しない不明・無回答資料:市 食と健康についてのアンケート(H29) 第6章 第2次食育推進計画

元のページ  ../index.html#151

このブックを見る